この記事では、「母子家庭が貧困から脱出する手順」を紹介します!
40代のシングルマザーの暮らしは決して楽ではありません。
通帳残高を眺めては絶望感でいっぱいになる・・・
でも難しく考えなくても大丈夫です。
適切な戦略とサポートがあれば、すぐにお金の不安も解消して、安心した暮らしができるようになります!
今回の「貧困から抜け出す方法3ステップ」は絶望から立ち直り、お金の悩みから解放される手順をご紹介します。
シングルマザーの貧しい現状
ひとり親家庭の相対的貧困率は50.8%と、実に2世帯に1世帯が相対的な貧困の生活水準となっています。この30年間で母子世帯数は1.5倍、その80%以上が就業しているにもかかわらず、非正規の場合平均年間就労収入は約133万円です。
子供の大学等進学率は、全世帯の進学率73.0%に比べ、生活保護世帯(35.3%)、児童養護施設(27.1%)、ひとり親家庭(58.5%)において低くなっています。
— 内閣府 男女共同参画局 「共同参画」2019年2月号
シングルマザー(母子家庭)の貧困には、働いているか否かではない、様々な理由があります。
- 正社員になれず非正規雇用で働かざるを得ない
- 養育費がもらえない(養育費の取り決めをしていない)
しかし、母子家庭だからといって子どもたちに形見の狭い思いはさせたくありません。
普通の家庭と同じく、幸せで満足な生活ができるように、なんとか生計を立てていく必要があります。
シングルマザーが貧困から脱出するための具体的な3ステップ
予算を立てて、それを必ず守る
40代シングルマザーとして、貧困から脱出するための最も重要なステップのひとつは、自分にあった予算を立てることです。
- 家賃
- 光熱費
- 食費
- 交通費
- 教育費
など、すべての費用を記録することから始めましょう。
車のローンやクレジットカードの分割・リボ払いなどの定期的な支払いも含めるようにしてください。
次に、可能な限り支出を削減できる方法を考え、借金(ローン・リボ払い)を完済できる現実的な計画を立てます。
自分の力だけで借金完済が難しい場合、地域の福祉協議会や市役所の生活支援課に相談することをおすすめします。
「恥ずかしい」「怒られるかも」などの心配はいりません。
自分と子どもを守るためです。まずは行動しましょう。
最後に予算を決めて、守りましょう。
最初は難しいかもしれませんが、予算を守ることを意識していれば、徐々に理想の家計に近づいて行きます。
予算が守れたときの達成感はとても大きいものです。
次の月も達成したくなり、自然に予算生活が身についてきますよ。
先輩シングルマザーの家計簿も参考にしてみてください。
できる限り費用を減らす
お金に困らない暮らしの第一歩は、収入の範囲内で生活するという意識を刷り込ませることです。
- 外食やデリバリー
- 流行りの洋服やバッグ
- 高価な化粧品
- エステや脱毛
など、生活に必要のないものはすべて削減する必要があります。
今使ってる実際の費用を家計簿に書き出したら、そこから減らせる項目を探していきます。
最低限の生活ができる金額がわかったら、そこから予算を決めます。
少しだけでも貯金できるような予算組みをしましょう。
また、切り詰めるだけの生活は苦しいものです。
毎月娯楽費としてよけておき、たまには息抜きして家族で遊ぶお金を確保します。
家計に余裕をもたせるために、副業を始めることも考えてみましょう。
パートをしながら副業を始めて収入を増やす
働いてお金を稼ぐことは、離婚する前から考えておく必要があります。
- 保育園・幼稚園・学校の行事、PTA
- 子どもの急な発熱
- コロナやインフルエンザで学級閉鎖
子どもがいると、お休みしたり、遅刻・早退しなければならないことがあります。
正社員で働こうと思っても、条件に合う職場を見つけるのはかなり難しいです。
子どもがいる家庭の事情をわかってくれて、急な予定変更に優しい職場となると、やはり時短のパートになるでしょう。
そういった柔軟な対応をしてくれる職場でまずは働き始めましょう。
- コンビニ
- 飲食店
- 工場
- 事務員
従業がたくさんいる職場は融通が聴きます。
パートから始めて、子どもが大きくなったら正社員に切り替えできるような職場がベストです。
また、40代シングルマザーでお金に困っているなら、パートの仕事にプラスして副業を考えてみましょう。
今は在宅で副業をはじめる人が増えています。
家事育児のすき間時間を使って、効率的に稼ぎましょう。
副業の仕事で収入が増えれば、40代からでは難しい正社員を目指さなくても、在宅ワーク一本で稼ぐこともできます。
- オンライン秘書
- WEBデザイナー
- ハンドメイド …
おすすめの副業については別の記事で書いていますので、ぜひ参考にしてみてください。
40代のシングルマザーでもお金に困らない生活を手に入れよう!
この記事では、40代シングルマザーが貧困から脱出するための3ステップを紹介しました。
- 予算を立てて、必ず守る
- できるだけ支出を抑える
- 副業を始める
ただ残高のない預金通帳を眺めていても、何も解決しません。
まずは「現状を変えてみよう」と一歩踏み出すことが大切です。
少しずつでもお金を増やして、お金の心配なく暮らせる家計を育てていきましょう。